105分

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ロバート・アルドリッチの「キッスで殺せ」KISS ME DEADLY (1955)をみる。
この映画がまとう言説の呪縛から運よく自由であったままみれたことは幸運だったのだろう。内緒にしておきたかったのだが、この作品をみるのは初めてなのだ。
確かに「変」なのにアレヨアレヨという間に終わってしまった。
役を演じるという仕事をしている人を撮影することしか出来ないカメラがなぜ「映画」を撮ってしまうのか、その僥倖に出会ってしまう瞬間(例えばこの階段のシーン)というのはいつもアレヨアレヨという間なのだと気づく105分だった。
ちなみに当然キッスもたくさんみれる!

※役を演じ切る/切らせるとか、その反対にただ職業俳優を使わないとか、そのことが「映画を撮る」ことの方法論ではないということは確かなのだが・・・