Lost

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ビートルズファンにとってある意味特別なバンド「ザ・ドリフターズ

66年の来日公演でチョイ前座を務めたグループであることを知ったのはだいぶ後のことだけれど、もちろんそのとき志村けんはいない。荒井注がいた。
小さな声で言うが、志村けんが加入してからのドリフターズより荒井注のいたドリフターズの方がどちらかと言うと好きだった。
それでも志村けんは面白かったし、今回の彼の死で初めて知ったが、本人もビートルズファンだったようだ。
生前の彼にとりたてて関心があったわけではないので、どの程度のファンだったかは知らないけれど、自分なんかの比ではなかったのだろうと思う。
そうしたこともあるけれど、なんだかわからない喪失感がある。死の悲しみと言うより何かが希薄になってしまった空間のような感慨と言ったらいいか、よくわからない。
天国でBirthday 歌って踊っているのかも。