2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

無題

結末 を知っているとは言え、 残り は一気に読みたいので読むに読めない。明日の午後 完。

ちがうということ

どの「昆虫記」も表情がちがう。 ちがうから読む。(集英社のものは編・訳文は同じ奥本大三郎だが、表紙と、少し挿絵に違いがある。安野光雅と鳥山明) 欠巻の7巻をヤフオクで見つけて入手あとは残る欠巻3巻と、大岡信編訳、大杉栄編訳か 息子が午前からいない…

その手の期待はことごとく

サドを読み出したのは三島からいろいろ巡ってのことだったと思うけれどよく覚えていない。当然訳者の澁澤も読む羽目に?なる。夢野あたりも同時期につまみ食いしたのだろうか。滅茶苦茶な成り行きだ。 金に困ってか、多くのサドが牢獄ではなく古本屋行きにな…

ハギノタネ

秋に釣りに行くと海だろうと川だろうと服に帽子に萩の種子が付いて大変なことになる。花の咲いているころはまだ釣れ出す前の時期なので出会うのは種ばかり、実に不粋と言う他ない。この前の釣行もそうだった。それで図らずも我が家にやって来た種を庭に播い…

くりかえしおんがく

朝市で夕方までの勤務シフトの日はくたくた。こんな日は「くりかえしおんがく」 演奏者の中に同じミニマル・ミュージックの作曲家Philip GLASS を発見。グラス本人はミニマル・ミュージックという言葉を嫌っているらしいが・・・

ひとのすべて、

http://www.fugue.us/Bohm_Nazi.html 人となりで選ぶのであればその人のすべてを知らなくてはならないだろうが、それは不可能なことだから少なくとも「人の噂」で判断するのは避けたい。だから?音楽であればみずからの耳に従うまで。ベームを聴く、それだけ

可愛い娘ちゃんを求めて

カール・ベームからオペラへ、オペラからモーツァルトの歌劇「魔笛」Die Zauberflöteへ、そこで90年代にWOWOW で放送されて録画したビデオを引っ張り出しオーディオから音が出るようにして早朝から聴いている。 やっぱり「夜の女王」はグルベローヴァが一番…

逃げていくということ

オーディオで音の話をすると「じゃあ生で聴けばいいだろ」という言葉が返ってきたりするが、もちろんそれは半分当たって半分外れている。で、半分外れているの話。日本語が解れば誰でも「注文の多い料理店」を読めるが、「読める」ことと「愉しむ」ことは別…

鳥の歌

そろそろ疲れの溜まる頃 鳥の翔ぶ音楽でも聴いてお茶すすりながら休む グールドのモーツァルト(中段右) ピアノ・ソナタ全集を10年かけて録音し、バーンスタインと最悪のピアノ協奏曲も残している グールドに言わせると「死ぬのが遅すぎた」「二流の作曲家」…

サラサーテの盤と盡頭子

鈴木清順監督作品「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」についての刺激的投稿に刺激されて出してみた。が、未読了の「白鯨」に「夜の果てへの旅」が睨みつけるので読むわけにはいかない。 レコードが届いたのを妻に見られて、まさかCD持っているアルバム、のLP…

Revolver

上 百鬼園先生 『百鬼園寫眞帖』より中左 中村嘉葎雄中右 関係ないけどケーシー高峰 「痛いか?」下 芥川龍之介と芥川自筆の戯画