2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

戦争/映画

「Diva 」サントラ盤、妻のCD 映画はずいぶんと持ちあげられたりしたようだがリアルタイムには知らない。一度みた。嫌いではなかった。もう一回みてもいいかな、と思うけれど、もう一度みたい、と思い、結果何度もみることになる映画ではなさそうだ。とても…

船は出ない

『白鯨』第三章 潮吹き亭の挿絵(ロックウェル・ケント)をみるとデヴィッド・ボウイの名盤「ジギー・スターダスト」のジャケットを連想する。それだけだが。まだまだ船は出ない。

航海はじまる

いよいよ航海はじまる 座礁しなければいいのだが

迷宮からの帰還

「白鯨」はてっきり全2巻だと思っていたが、新訳の岩波文庫版は活字が大きくなったためか、全3巻になっていた。それで慌てて中巻を注文したけれどまぁ上巻を読んでいるうちに届くだろう。この奇怪極まりない書物は迷路と言う他なく、ちゃんと体験出来たかど…

予熱

毒を食わば皿まで、という訳でもないがバベルの図書館の書棚からもう一冊。岩波の短篇集と同じ訳者で、三つ重なる作品があるがどちらも好きな本だ。新訳の『白鯨』が届くまでの繋ぎ、と言うよりもオーブンの予熱のようなものだ。

読むということ

評論とか批評とか呼ばれたりもする書物を一行や数分で語ってみせることはたやすいことだし、その要約を読んだり聴いたりしてそれを自分の糧にすることも可能だ。一冊すべて一語一句すべてを読まずともエッセンスを得ることが可能なのだ。早い話、読まずとも…

メシと珈琲と煙草

森敦の「酩酊船」を枕もとで読んでいる。これなどは寝煙草のようなものだ。火事にはならないが夢の中で煙に巻かれそうだ。もっとも今更その煙で迷いはしないけれど、船自体はボロボロだ。食事というものが、一杯の珈琲、お茶、あるいは一服の煙草によっては…