2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

lovelyな口笛

「人間なんて」わたしが自分のこづかいではじめて手に入れたアルバムのタイトルだ。ませたガキで、隣町に同級生を引き連れて遊びに行き、年上の中学生にケンカを売ったりしていた小6の春に(いや小5の3月だ。)買ったと記憶している。まわりの誰もがガキ…

天使の発明したもの?

彼あるいは彼女 つかのまの風 彼女それから彼 逃げていく光 THANK YOU FOR SENDING ME AN ANGEL 薄日の差す休日の朝 庭に舞い降りると 木の実を拾いだした けれど それをしまうところがなくて それをしまうところを こっそり翼の下に作った それからというも…

彼女の部屋

アイアイにくらべると出かけることの多いボンボンだが、最近はひと頃のように何日も家を空けることがなくなって、割りあい家のなかで見かけることが多い。このパソコンの前の椅子を自分の椅子と思っているらしく、わたしが先に座っていると気にいらぬ顔をす…

ひとはそれを映画と呼ぶか?

森田芳光の作品は「家族ゲーム」と「それから」だけをみていて、その頃の記憶では、テレビでなにかの作品を目にして「駄目だ」と思って以来、彼に対して食指が動かなくなっていたのだが、わたしの愛する映画「椿三十郎」のリメイクを黒澤明のシナリオを使っ…

夢の扉が開くとき

最近のわたしの子守唄はBraian Eno「DISCREET MUSIC」とグレン・グールド「バッハ全集」の特に「パルティータ」。 「DISCREET MUSIC」では、「Three variations on the canon in D major by Johann Pachelbel」、いわいるパッヘルベルのカノンをイーノ流に変…

二匹・プラス・ワン

わたしが緊急手術で入院して二日後に、アイアイが足の怪我で一泊二日の手術入院、これは術後に患部を舐めないように「カラー」をしているところ。患部が鶏のモモ肉のようだ。もちろん今は元気になっているけれど、怪我の元になったケンカの恐怖心からか、あ…

覚醒あるいは夢のなか・・・

青山真治の「サッド・ヴァケイション」をみてみたい。彼の作品は未だにみないが、それは唯の偶然であって、ことさら避けていたわけではなく、だから、今になってみたいと思うのも別段不思議なことではないだろう。浅野とジョーが出てたことがきっかけ、とい…