偏見の森

基本的に社会科学と人文科学を横断しない自然科学を信用しない。
専門バカという言葉があるが理系と文系でどちらがより専門バカかと言えば理系だろう。それはただ単に専門性の隘路がより狭いからであって理系が馬鹿だからでないことは断っておいた方が良さそうだけれど、どのみち魚屋の偏見であることに違いはない。それでも「令和」で全国引っ張りだこだった文学研究者を思うとそうとも言えないかと思ったりする。が、それでも尊敬する研究者だ。専門バカを突き進む姿勢を天晴れと思う自分もいるので、ことはそう単純ではないということだ。
で、順番として自然科学的な思考と視線を身につけて、その後に社会科学と人文科学の地層を潜って、それから自然科学へと帰還する、そういう往還的足取りを身につけてほしいし、フィールドと文字と思考の領域を行き来してほしいと思う。
というわけで、息子の本棚(上4枚)にはこうした本も並ぶ。もちろんどう見ても自慢だけれど。 
と、とかなんとか言ったところで、どんな○○科学も小説には敵わない。小説と言う優雅な形式の前では詩ですらが野暮ったい。(その野暮ったさがいいのだが。)
もちろんこれも偏見だけれど死ぬまでつきあっていい偏見だろう、たぶん。f:id:force44word:20191226221949j:image
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