シド・バレットよ!

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シドが亡くなった。確かに彼はすでに死んでいた。けれど、多くの者たちのなかで、彼は生きていた。
ぶくぶくの禿男になっているという話をきいても、わたしたちのなかで彼は貶められることはなかった。
絶頂期にヤクか自殺かなにかで死んでいった誰かさんのような「きれいな神話」などに塗りこめれなかったのは彼の数少ない幸運のひとつかもしれない。

一人の男が死んだのだ。