彼女の部屋

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アイアイにくらべると出かけることの多いボンボンだが、最近はひと頃のように何日も家を空けることがなくなって、割りあい家のなかで見かけることが多い。このパソコンの前の椅子を自分の椅子と思っているらしく、わたしが先に座っていると気にいらぬ顔をする。うるさく「ニャーニャー」と鳴いて「どいてよぉ!」と訴えることもしばしばだ。
彼女、ボンボンのことだが、なかなかお話がお上手で、声をかけるとかならず「ニャー」と応える。食事のほしいときはひっきりなしに「ニャ、にゃニャー」とうながす。日頃はアイアイのかわいいネコぶった仕草に「なによ、アレ・・・」と引きまくり醒めきるボンボンだけれど、どこかにそんな愛嬌を大切に仕舞こんだ部屋があるらしい。一体だれがその部屋の鍵を開けるのだろう。