どんぐりころころ♪

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今年もたくさんのどんぐり(コナラの実)が天から降ってきた。今年は例年以上に多くて、庭を歩くたびにどんぐりを踏む音がするほど。「木の実の多く成る年は雪が多い」とスキー場のオーナーがニュースで話していたが、今年はたくさん雪が降るのだろうか。

庭の真ん中にレンガを円形に敷きつめたスペースがあり、さらにその真ん中に土の露出した小さな花壇があって、今年の春、そこにタイムの苗を植えた。タイムの絨毯を、という目論見なのだが、わたしの期待とは裏腹にマイペースでゆっくりと育っている。

そこにどんぐりがころころと転がっていて、この写真をみていると、なんだかその砂地のなかからひょっこりとドジョウが顔をのぞかせてくるような錯覚に陥ってしまう。



「やあ」

「やあ」

「ことしは太ってないかい?」

「いい天気が続いたからね」

「それにしても、お仲間さんが多いね」

「うん、ことしは雪が多いっていうから」

「うんうん」

「だから雪の通り道をたんと作っておかなきゃならないのさ」


仲間はずれのタイムがいじけはしないか、わたしはそれが心配だ。